横浜商大高・3年藤木博之マネージャー
葛藤の日々 夢の力に
「選手としてチームの力になれないなら、別の形で貢献しようと思いました」。そう語る藤木博之マネージャーは、中学時代は横浜市内の大会で優勝経験もある野球部の主将だった。捕手として、今の横浜商大高のエース、高井とバッテリーを組んでいた。
2年生で新チームにかわる際に、先生から新主将やポジションを書いた紙が渡された。マネージャーの欄に、自分の名前が書かれていた。「選手としてみられていなかったんだ」。絶望感。前から指示の伝達役を頼まれることが多く、うすうす感づいてはいた。しかし事前の説明は何もなし。いきなり厳しい現実を突きつけられた。
「悩みました。マネージャーだけなら引き受けなかったけど、選手も兼任だということで受けました」。苦渋の決断。野球が好きだったんだ。どんな形であれ、続けたかった。「胸を張って『野球をやっている』とは、やっぱり言いにくいですけど…」 。
今は2時間目が終ると練習メニューを取りに行き、1年生に指示を出す。そして練習には外野手として参加する。「将来は中学の体育教師になって、野球部の監督になりたい」という。葛藤の日々から得たものは大きい。きっと夢への力になる。
(田中佐和:7月17日付け産経新聞)
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コメント
横浜商大高校の17日のマネ-ジャ-の藤木君の記事に感動しました。野球が好きと言う情熱を持ち続けて甲子園へ出場してください。応援しています。
投稿: 松澤孝子 | 2007/07/21 10:22
藤木君の将来までみつめた自分の生き方に衝撃を受けました。培われた根性でこれからも色んな場面で活躍されることを祈っています。
投稿: 山本美枝子 | 2007/07/21 12:21