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2018/07/25

四球幕切れおごらず/横浜商大

< 横浜商大 2 - 1 白山 >

 サヨナラ勝ちの興奮も、12年ぶり4強入りの喜びも試合後のベンチ裏まで取っておいた。「負けたら引退なのは相手も同じなので」と横浜商大の1番石島。押し出し四球の幕切れに、まず相手を思いやった。

 白山の右腕小浦の低めにコントロールされたスピリットに苦しみ、打線は5回までノーヒット。主将の吉田賢は「気持ちが先行して苦手なコースに手を出し、穴にはまった」と振り返る。それでも、じれずに反撃の機会をうかがい、1失点の投手陣に応えた。

 武相との3回戦でも8回に4点差の劣勢をはね返している。終盤の競り合いに強いのは「野球以外でも拓さん我慢してきて、最後に畳みかける集中力を養ってきたから」と石島は言う。例えばスマホ禁止令だ。

 県内最多の139人の大所帯だけに、SNSなどの無用なトラブルに巻き込まれるリスクも大きい。最近は動画を使って技術向上につなげる学校もあり、「うらやましいと思ったこともあるけれど、自分たちは野球に懸けてきた」と石島。8回の同点二塁打にはそんな思いも乗せた。

 準決勝の相手は昨秋に0-7でコールド負けした桐光学園だ。「あの悔しい負けがあったから自分たちは成長できた。きょう一番悔しかったのはずの、相手投手の思いもつなげたい」と吉田賢。おごらない勝者の姿を、保土ヶ谷球場のファンもきっと見ていたはずだ。

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