2017/04/19

ミス重ね流れ乗れず/春季大会3回戦

<横浜商大 1 - 8 東海大相模>

 第1シードの横浜商大が強豪対決で思わぬ大敗。「チャレンジャー精神で臨んだが、一枚も二枚も上手だった」。主将の相ヶ瀬(3年)は力の差を痛感し、悔しい表情を浮かべた。

 「まずはキャッチボールから」(相ヶ瀬)と丁寧な守備を心掛けたが、序盤から失策やバッテリーエラーが重なり乗れない。攻めても、140㌔超の速球を誇る相手左腕に力負けした。

 八木澤監督は「秋の結果(県大会ベスト4)に自信を持たせたかった。夏までの残り2カ月が勝負」。再び守備の基本に立ち返り、雪辱を期す。

(サーティーフォー相模原)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/09/26

悪いところ出た/秋季大会準決勝

 横浜商大は26年ぶりの関東大会出場を目前で逃した。コールドの完敗に、八木澤監督は「これが現状の力。全校応援の期待に応えられず申し訳ない」と肩を落とした。

 ここまで接戦を制してきた投手陣だったが、この日は先発鹿島の制球が乱れて初回に7失点。打線は先頭宮澤以降は二塁も踏めなかった。

 2番手で好投した河野は「全員野球を合言葉にメンバー全員の力でここまできたが、まだ努力が足りなかった」と悔しがった。指揮官は「春、夏に向けて悪いところが出た。練習して次はしっかりと勝負ができるチームにしたい」と前を向いた。

2016/9/26 神奈川新聞15面

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/09/19

商大粘りサヨナラ/1点への思い結実

 キャプテンが放ったライナーが中堅に抜け、4年ぶりの4強を決めるサヨナラの走者がホームを駆け抜けた。延長10回2死2塁。殊勲打を放った横浜商大の相ヶ瀬は「去年のチームは秋、春、夏とすべて1点差負け。この1点を返すために厳しい練習をしてきた」とナインの思い乗せた一打に胸を張った。

 8回まで散発5安打で零封されていたが、土壇場の9回に山下の同点打が飛び出した。主将の頭をよぎったのは同じサーティーフォー保土ヶ谷球場で行われた今夏の1回戦。横浜創学館に逆転サヨナラ3ランを喫した、その試合でベンチを温めていた主将は「自分たちの代で、逆の立場にしてやる」と誓っていた。

 過去1年、競り負けてきた反省から新チームは「中途半端な練習ではこの1点は返せない」と、どんなにきつくても「我慢する」をテーマに練習に取り組んできた。投手陣は左腕古野と、鹿島、河野の両本格派右腕を擁してこの日も粘りの継投。「3人を軸に守って、最後に試合の流れを持ってくる」(相ヶ瀬)という理想の展開で苦い記憶を振り払った。

 次は26年ぶりの秋季関東大会出場を懸けた大一番。「今まで勝てなかったチームが、一つずつ勝って勢いが出てきた。派手なことではなく、やるべきことを地道にやっていく」と就任2年目に入った八木澤辰巳監督(44)。その戦い方に迷いはない。

2016/9/19 神奈川新聞12面

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/07/15

夏の初采配飾れず-横浜商大

 つかみかけた勝利を、ひと振りで消されてしまった横浜商大。夏の初采配を飾れなかった八木澤監督は「2点リードしても油断するなと言って送り出したんですが」と肩を落とした。

 9回の攻撃では2死走者なしから望月、宮尾、山田が3連打し、敬遠を挟んで松田が勝ち越しの2点打。最高の流れだったが、最後は新指揮官の横浜高校の先輩・森田監督率いる横浜創学館に底力をみせつけられた。

 八木澤監督は「(先輩に)夏の厳しさを思い知らされましたが、よく粘れたのは練習の成果。しっかり練習をやり直します」と前を向いた。

2016/7/15 神奈川新聞9面

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016/06/29

横浜商大高、25-8で隼人との“伝統の一戦”制す

 7月10日に開幕する全国高校野球選手権・神奈川大会を前に、横浜商大高と横浜隼人が28日、大会ベンチ外の3年部員による引退試合を横浜スタジアムで行った。

 両校による引退試合は20年ほど前から続く“伝統の一戦”。部員数は横浜商大高が130人(3年生53人)、横浜隼人が156人(同61人)と県内有数の大所帯で、ベンチ入りできない選手は、この試合を最後にチームのサポート役に徹する。試合前のノックから涙を流す選手がいるなど、独特の雰囲気で行われる。

 試合は3時間を超える熱戦の末、25-8で横浜商大高の勝利。八木沢監督は「練習で積み重ねてきたものを出してくれた」と選手の頑張りをほめ、横浜隼人・水谷監督は「この試合を経て、チームが本当に一つになる」と引退試合の意義を強調した。 (片倉尚文)

2016/6/29 SANSPO.COM

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/07/15

横浜商大 勝負師の夏終わる

 甲子園に3度立った勝負師の夏は、2試合で終わった。この夏限りで指導の第一線から退くことか決まっていた横浜商大の金沢哲男監督(57)。敗戦後、その胸に去来したのはやはり勝負のあやだった。

 「相手の左打者は逆方向にも打てる。(右腕鈴木が)いかに内角を突けるかだった」。1番から4番まで左打者が並ぶY校打線に対してのプランはしかし、早々に崩れた。1回1死から大高に内野安打を許すと、ストレートの四球と鈴木の左前打で満塁。次打者の右の森田に左翼席へ放り込まれた。

 大高、鈴木はともに4安打。その失点に絡んだ。エースは「警戒していた打者を出して焦ってしまった」と目を赤くはらした。

 「仕掛けないと勝てないから」という攻めも空転。エンドランを絡めて2点を挙げたが、一方で4併殺も生んだ。

 穏やかな顔でスコアボードを見つめ、幾度となく聞いたであろうY校の校歌に耳を傾けた。「25年~30年前の(全盛期)をほうふつさせる打線だった」と勝者をたたえ、32年の監督生活を振り返り言った。新チームの練習が始まるころには感慨も出てくるのかな。周囲の監督さんに感謝、感謝です。幸せでした。

2015/7/15 神奈川新聞9面

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/07/12

横浜商大高 昨夏準Vの向上破る/神奈川

<高校野球神奈川大会:横浜商大高5-1向上>◇12日◇1回戦◇横浜スタジアム

 今夏限りで勇退する金沢哲男監督(57)率いる横浜商大高が昨夏準優勝校を破り、2回戦進出を決めた。

 1回、1番打者の三浦裕太外野手(3年)が左前二塁打で出塁すると、3番鈴木達也投手(3年)が左前適時打を放ち先制した。5回には2死二塁で2番宮本翔外野手(3年)の右への適時二塁打で追加点を奪うと、7回にも鈴木が1死満塁で右への適時打で3点を追加した。

 守ってはエース鈴木が得意のスライダーを武器に、9回を3安打1失点の好投。11三振を奪い「気持ちを入れて投げられた」と話した。

 次戦は横浜商(14日・秦野球場)と対戦する。鈴木は「1つでも多く勝って、良い成績を残したい」と意気込んだ。

2015/7/12 13:36 Nikkan Sports

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/06/30

去りゆく名将たちの夏~横浜商大高校・金沢哲男監督~

 TVKテレビ「NEWS930α」内で放送された金沢監督へのインタビューを紹介します。(放送日:2015年6月29日、夜9:30から)

森田アナ:勇退を決断したきっかけは?

金沢監督:学校の仕事が忙しく学校に居ても練習に出られない。このままでは生徒に申し訳ないという気持ちがあった。それに監督になった時から、いずれはこの時が来ると思っていた。たまたま退くタイミングがこの時期に来た。

1983年監督就任当時について

 商大高校の当時の成績を調べたら、あまり結果を残してなかったので、まずは選手の意識とチームの体質を変えてゆこうと思いスタートした。

目標とした指導者は?

 神奈川で高校野球を志す監督たちにとって、まず目指すのは横浜高校の渡辺監督。そして去年引退した横浜高校の小倉清一郎コーチの野球。名コンビの野球にいかに追いついて超えるか。私も2人の野球を研究して、直接指導してもらい目標にしてきた。

1993年の大会について

 あの時に活躍してくれたのがキャプテンの笹間選手だった。大会中はずっと控え選手だったが、バッティングは勝負強かったので、笹間選手には大会中「1番大事なところで使うからな!」「準備しておくんだぞ!」と言い続けてきた。そして決勝戦でこの大会初めて先発メンバーとして起用したら、先制の二塁打を打ってくれた。何かをもっている選手だった。商大高校が勝たせてもらって私自身監督として初めての夏の甲子園に行くことができた。

横浜・渡辺元智監督も今夏で勇退

 我々高校野球の指導者はまず渡辺監督、小倉さんを目標にしてきた。その中で特に渡辺監督の選手を掌握するすべはすごい。自分にはまねできないと思った。だだその偉大な方と一緒に高校野球の指導ができたことは栄光に思っている。

指導方針は?

 私がやって来たなかでは練習がすべて。練習によって裏付けられた自信。まず練習をやって自信をつける。それがすべてだと思っている。

監督生活と家庭

 はじめ娘たちは私が教員だと知らなかった。野球だけやっていると思っていた。「お父さんは野球では1円ももらってない」「学校の先生で授業してお金をもらっている」「え!?パパ先生やっているの?」と言われたこともある。

私にとって高校野球とは

 “育てる”、“育つ”。高校野球は人間形成の場。人をいかに育てるにつきる。「たかが高校野球」と言われるが、実際にやっている期間は3年もない。それよりこれからの人生の方が長い。1人の人間として生きて行く為の必要なものを高校野球は育ててくれる。また育てていかなくてはいけないと思っている。

3度目の夏の頂点へ-

 主役は私でなく選手。私のやるべきことは試合までに必要なことを準備させて、あとは試合になったら選手たちが思い切ってプレーできる様にする。それが私のこの夏の仕事だと思っている。

<金沢監督の略歴>
1983年 横浜商科大学高校野球部監督に就任。
1989年 選抜大会で監督として初の甲子園出場。その後93年夏、03年夏と計3回甲子園出場を果たす。
33年目の今夏での勇退を発表。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/06/13

金沢監督が今夏退任

横浜商大高野球部 甲子園3度、田沢ら育成

 横浜商大高校野球部を3度の甲子園に導いた金沢哲男監督(57)が今夏限りで退任することが12日、分かった。退任後は部長に就き、後任は同校の八木澤辰巳コーチ(42)が務める。

 金沢監督は横浜市金沢区出身。鎌倉学園高、早大、東芝で捕手や外野手として活躍し、1983年に横浜商大高の監督に就任した。

 89年に同校初の選抜大会出場を果たすと、93年には27年ぶりの夏の全国選手権で16強入り。2003年夏の神奈川大会決勝で荒波翔(横浜DeNA)、成瀬善久(ヤクルト)らを擁する横浜高を破り優勝を飾った。

 育成の手腕にも定評があり、田沢純一(米大リーグ・レッドソックス)、斉藤秀光(元横浜)、岩崎達郎(楽天)ら数多くの好選手を輩出した。

 後任の八木澤コーチは横浜高、商大出身。今春から横浜商大高でコーチを務めていた。

2015/6/13 神奈川新聞8面

Yagisawa
横浜商科大学野球部コーチ時代の八木澤氏

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/07/15

横浜商大・エース続木 力投141球 悔いなし

 141球目。サヨナラ打を浴びたのはこの日、さえ渡っていたスプリットだった。それでも当たり損ねの打球だ。力負けは決してしていない。

 横浜商大の続木は胸を張って言う。「スプリットで空振りを取ることができたし、悔しいけど、やりきった」。敗れてなおエースの表情はすがすがしかった。

 結果が出ず、苦しんだ末につかんだ切り札だった。6月中旬に習得したのがスプリット。直球と変わらぬ軌道から落ちる変化球で、強打で知られる横浜隼人から9三振を奪った。

 変化球だけではない。「好打者。抑えればいい流れがくるので絶対に打たれたくなかった」。プロ注目の宗に対して真っ向勝負。内角ぎりぎりのストレートで快音を響かせなかった。

 背番号1の力投に導かれるように、打線も成長の跡を見せた。「打撃が課題と言われ、悔しい思いもあった」と主砲永原は2―3の八回に同点二塁打。「春から積み重ねてきたことに間違いはなかった」

 だからエースにも主砲にも涙はない。「ナイスホームラン。絶対、甲子園行けよ」。永原は隼人の手塚に声を掛け、手塚は「任せろよ」と応じた。二人は握手を交わし、笑顔で別れた。

2015/7/15 神奈川新聞9面

| | コメント (0) | トラックバック (1)

より以前の記事一覧